福岡県朝倉市で開催された鋤田収集事務所「椅子の椅子の椅子」の広報物。
「椅子に対しての興味関心はどんどん膨らみ、それに合わせて所有する椅子も増えた。椅子を販売するようにもなった。椅子を作ったりもする。そして椅子にまつわる展示を行うこととなる。椅子は椅子なのだけど、それだけではない。」(ステートメントより)
椅子を観念的なところから捉え直そうとする視点は淡々としていて、だけど思わず興味をそそられる。それをデザインのなかでも表現したいと思い、メインビジュアルのスタッキングされた椅子や、タイトルと呼応したタイポグラフィ、写真が連続するチラシの構造などによって表した。